
<日にち>
2025年2月1日(土)~2日(日)
<会場>
山崎製パン企業年金基金会館 会議室
子どもたちや地域の人と関わりが深い人、職員の関係性に課題のある職場で研修を請け負っている人、心の癒しを求めている人etc. 全国各地から9名の皆さんが参加していました。

初級アドバイザー養成講習会のプログラムは、全部で4部構成でした。
1 コミュニケーションを学ぶGWT


2 コンセンサスと協力を学ぶGWT


3 グループ・プロセスを学ぶGWT


4 自分に気づくGWT


これらのことをこの2日間で学びました。
最初は小難しそうと正直思いましたが、合計で9つのワーク(GWTでは財と言うそうです)を通して、皆さんとワイワイ楽しみながら学べてしまいました。
最初のいくつかの財は助走的で、財をやってみてどう感じたか、どう思ったかを、全体の場で自分から話せる人が話していました。
私自身、やってみて感じたことはありましたが、発表まではできませんでした。
けれど、皆さんのコメントを聞いて、「そうそう、私もそう思う」「自分はそんな捉え方をしなかったなあ」と、共感と発見ができて何だかワクワクしてきました。
「グループワーク・トレーニングって、体験の振り返りとその分かち合いが大事なんだ」と実感してからは、徐々に発言ができるようになっていました。
1つの財につき、「財を体験する」→「体験の中で、自分自身、他のメンバー、自分のグループそのものがどんな状態だったかを個人で振り返る」→「個人の振り返りをグループで分かち合う」→「全体で分かち合いをする」→「アドバイザーからのコメント」という一連の流れになっていました。
しかも、4部構成がストーリーになっていて、一つ一つの財体験が次に活かされ、学んだことが自然とステップアップできるように構成されていました。



頭から煙が出ているぐらい脳みそを使った感じはしましたが、とても心地よい疲れでした。
今回の「初級アドバイザー養成講習会」は、既に初級のライセンスを取得された後、さらに実践を積まれて、学校や自治体、企業などの現場で活躍されている“上級”ライセンス取得者がアドバイザーとして登壇される場面もありました。
様々なファシリテーションの仕方を拝見できて、担当アドバイザーの違いを体験することができました。
上級アドバイザーになっても、こうして学び続けてブラッシュアップされている姿に大変刺激を受けました。
そして、なんといっても、スーパーバイザーの三好先生の全体を包み込む包容力と、私たちの気づきにドンピシャで意味づけをされるティーチャーズコメント。



このすごさは、実際に講習会に参加した人にしか味わえません。
私も初級の内容をもっとこなし、職場での実践を踏んでから上級のAやBのプログラムを受講して、GWTの世界を学び続けようと思います。
最初のチェックインのときは、はじめましての人が多くて緊張していましたが、最後のチェックアウトのときには、皆さんの温かさを肌で感じながら、この二日間の振り返りを自分なりの言葉でお話しすることができました。
<皆さんの振り返りより>
- ワークの後の振り返りをじっくりすることで、自分を見つめることができ、自分の思考のくせを知ることができました。
- ワークの中で普段はあまりやらない役割の演技をしました。やってみたら、自分なりにできたので、なんだか自分の殻が少し破れた感じがします。
- 自分のペースでやればいいんだと改めて思うことができました。自分がゴールだと思ったところをゴールとして進んでいきます!
- やってみた、体験したからこその学びや気づきは深いと思いました。
- 自分の意見や考えというのは、これまで経験したことがベースになっていることに気付くことができました。
今回の初級アドバイザー養成講習会のプログラムが、人間関係づくりのためのプロセスになっていて、そのプロセスを皆さんと一緒に踏むことで、とても大きい学びを得ることができました。
たったこの二日間で、皆さんとこんな心のつながりがもてるとは思いもしませんでした。
私、グループワーク・トレーニングの“沼”にずっぽりとハマりそうです。



by GWTにハマり女子
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